今日はオポジション(180°)の
アスペクト(角度)を形成する、
サビアンシンボルをご紹介します。
山羊座20度
「歌っている隠れた合唱隊」
蟹座20度
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」
この二つのシンボルが、180度の
オポジションのアスペクトを形成
しています。
どちらも歌っているので、また
サビアンシンボルの神秘的な力を
感じますが、これも見事に対称的な
意味となっているのです。
では少し丁寧に説明します。
山羊座20度の方は、社会から認められて
いない宗教の歌だからなのか、そもそも
歌う事も認められていないような厳しい
社会なのかは、わかりませんが、
隠れて歌う必要があるという事を
示しているのです。
この隠れていても、なお歌う事を
やめない熱意で、結ばれた集合意識を
示しているのが、この山羊座20度
のシンボルなのです。
つまり隠れざるを得ない中での結束と
歌への情熱という事ですね。
そして蟹座20度の、セレナーデを
歌っているゴンドラ乗りは、恋する
女性への情熱などをセレナーデの歌に
込めて、オープンにそれをまわりに
披露します。もちろんゴンドラなので
当然ベニスのイメージです。そして
周りが民家という中を水路が通って
いるのですが、その中をゴンドラが
通っていきます。つまりまわりの
家の人も観光客もみんな聴いて
いるわけですね。もちろんそれを
意識して、オープンな感覚で自分の
歌を披露しているわけです。
というわけで、もうおわかりいただけ
ましたよね。この二つのシンボルは、
隠れながらも歌う事をやめない集合意識
と、人目もはばからず、自由に歌を
歌っている個人とが、完全に好対称の
意味となっているという事なのです。
今回もサビアンシンボルがアスペクト
の意味通りで、見事な配置となっている
事が証明できましたね。
ではまた(^^)/